「ファスティング」とは「断食」を示す英語です。断食は古来、宗教的な儀式や精神的修行の1つとして行われてきましたが、近年では健康増進や美容、エイジングケアの画期的なメソッドとして欧米でも脚光を浴び、科学的な研究も盛んに行われるようになりました。
近年注目のファスティングの方法は、一定期間固形物を摂取しないことで疲れた消化器官を休ませ、体の中からリセットすることを目的としており、体重が気になる方だけでなく、健康や美容を気にかける方へ推奨できるライフスタイルの新習慣です。
私たちが推奨する美容や健康メソッドとしてのファスティングの方法は、酵素ドリンクを用いて必要最低限のカロリーやミネラル、ビタミンを補給しながら無理なく実施する「酵素ファスティング」です。
【知っておきたい5つのいいこと!「朝だけファスティング」で気軽にリセット!】
ここ数年、美と健康のために取り入れる方が増えてきている「ファスティング」。
一方で「ファスティング」に興味はあるけれど、「家族や友人との食事の予定で、なかなかまとまった時間が確保できない」「もっと気軽な方法でリセットしたい!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方にオススメなのが「朝だけファスティング」です。
「朝だけファスティング」とは、その名の通り「朝の時間帯だけ」ファスティングを行なうもの。
1日の食事のうち朝ごはんは固形物を摂らずに、酵素ドリンクやスムージー、コールドプレスジュースなどに置き換えて過ごすファスティング法です。
でも実際、"朝だけ"で十分にファスティング効果を期待できるのでしょうか?
答えはYES!
朝だけファスティングには、"5つのいいこと"があるんです。
- ①カラダ環境を整えデトックスをサポート
- ②年齢に合ったエイジングケア
- ③太りにくいカラダづくりをサポート
- ④毎日のスッキリをサポート
- ⑤"朝だけ"だから無理なく続けられる
では、ただ朝食を抜くだけではダメなのでしょうか?
はい、それはオススメしません!
実は「朝だけファスティング」では酵素ドリンクを飲むことがとっても大切なんです。
もちろん朝食を抜けば、胃腸を休めることにはなりますが、酵素ドリンクを朝一杯飲むことで、体にとってより良いファスティングになるんです。
なぜなら、酵素ドリンクに含まれる糖質やミネラル、ビタミンなどが最低限の栄養となり、身体的にも精神的にも負担が少なくなるからです。
だからこそ、エステプロ・ラボは酵素ドリンクを使った「朝だけファスティング」を推奨しています。
酵素ファスティングの3step
3日間以上の酵素ファスティングを始めるにあたって、必ず知っておかなければいけないことがあります。
それは、ファスティングには「準備期」「ファスティング期」「復食期」と3つのステップがあるということです。
Step1.準備期
私たちが推奨する美容や健康メソッドとしてのファスティングの方法は、酵素ドリンクを用いて必要最低限のカロリーやミネラル、ビタミンを補給しながら無理なく実施します。ファスティングには「準備期」「ファスティング期」「復食期」の3つのステップが重要となります。
準備期のポイント
純和食(こ・と・ま・ご・わ・や・さ・し・い食)を基本に、高脂質・高タンパクの食材を避け、食べ過ぎない生活を心掛けましょう。
ファスティングをスタートする前日は特に、早めに夕食をすませ、就寝しましょう。
こ |
穀類 |
玄米、はとむぎ、そばなど |
と |
唐辛子 |
唐辛子、コショウなどの香辛料 |
ま |
豆 |
大豆、黒豆、納豆、味噌などの豆類 |
ご |
ゴマ |
ゴマ、くるみ、亜麻仁などの種子類 |
わ |
ワカメ |
ワカメ、昆布、もずくなどの海藻類 |
や |
野菜 |
野菜果物類 |
さ |
魚 |
青背の魚など |
し |
しいたけ |
しいたけなどのきのこ類 |
い |
いも |
さつまいもなどのいも類 |
食べる順番を意識し、よく噛んで食べましょう。
生野菜や果物、ぬか漬けなどの植物性発酵食品から食べ始めると、生の食材が持つ植物酵素が後から食べるものの消化をサポートします。
ナチュラルハイジーン
「食べてすぐ寝る」習慣は消化不良を招きます。体内リズム「ナチュラルハイジーン」に従い、夕食はなるべく20時までに済ませましょう。
Step2.ファスティング期
ファスティングのやり方は、ビタミンやミネラルを含んだ栄養補給のための酵素ドリンクを飲みながら行います。
初めての方におすすめな1日のファスティングプログラムや、多くの方が実績を出している14日間のファスティングプログラムなど、個々のライフスタイル、コンディションに合わせプログラムを組みます。
しっかりと目的を果たすために、必ずファスティングの専門家に相談するなどして、自己流で行わないようにしましょう。
ファスティング期のポイント
人が尿や汗として1日に排出する水分量は約2.5L。食事などで約1Lの水分を補えますが、美容のためにはあと約2Lの水を、なるべく常温で、10回以上に分けてこまめに飲むのが理想的です。
2Lが難しい場合は、1Lから始めて徐々に飲む量を増やしていきましょう。水は水道水ではなく良質な水がおすすめです。
就寝時は「吸収と代謝の時間」です。
就寝中の体温が少しでも高くなると免疫力や代謝アップにつながるため、夜は毎日の入浴や半身浴、足湯などで芯から体を温めておき、就寝中の発汗(排出)を促しましょう。
睡眠中は新陳代謝が活発になるので、毎日の睡眠時間として20時~4時までの「吸収と代謝の時間」を含む7~8時間を確保するのが理想的です。
- アルコールNG
アルコールの摂取を控えましょう。
- 水分補給
空腹でつらいときは、ひとまず水を飲んで空腹感を和らげましょう。
- 入浴や半身浴
入浴や半身浴、足湯などで芯から体を温め、就寝中の発汗(排出)を促しましょう。
- 新陳代謝が活発
睡眠中は新陳代謝が活発になるので。早めの就寝を心がけましょう。
Step3.復食期
ファスティング期間中、特に気をつけなければいけない時期は「復食期」です。
ファスティング中は空腹を感じることがなく継続できた場合も、終了後気持ちが焦り、急いで普段通りの食事に戻してしまう人もいます。しかし、胃腸がお休みをしていた後に突然普段の食事をしてしまっては、当然不調になってしまったり、リバウンドしやすい状態になってしまい、結果、頑張ったファスティングが復食期の過ごし方によって、「失敗」に終わってしまうのです。逆効果にならないよう慎重に胃をならしていきましょう。
復食期のポイント
ファスティングから明けたばかりの復食期の最初の食事は、「重湯」がおすすめです。
2回目の食事は、お粥や具なしのお味噌汁をゆっくりと摂ってください。
また、3日間以上のファスティングをした場合は、2?3日間の復食期が必要となります。
復食期2日目からは、野菜や豆類、きのこ類なども加えたおかずとお粥がおすすめです。
また手作りのフレッシュジュースやスムージーを復食期の食事や間食として摂り入れるのもOKです。
- 普段の食生活
いきなり普段の食事には戻すのは控えましょう。
- お粥
お粥や具なしのお味噌汁をゆっくりと摂ってください。
- スムージー・コールドプレスジュース
フレッシュジュースやスムージーなど、負担の少ないものから慣らしていきましょう。